酒蔵を訪ねて、米麹作りさせてもらちゃった!
濁酒をつくりたくて、酒蔵を見せてもらうことになりました。
全くの他人だった人とのある塾でのふれあいから、紹介されて酒蔵を訪問することになりました。
酒蔵では、米麹を作る作業が行われていて、一緒に体験させてもらうことになりました。
杜氏を含めて、3人で作業されていました。
麹室での作業をさせていただきました。
初めての訪問
数日続く寒い日の十時の待ち合わせに、ちょっとの不安と新しい出逢いに対する高揚感とを持って、自家用車を走らせた。
小一時間で酒蔵に到着した。昔ながらの、間口の狭い奥行きの深い建物だった。
酒蔵の梁を見上げると、一抱えもあるのではと見える太いものだった。壁も、米を釜で炊いていたせいか、黒く煤けていた。
戦時中に、黒く塗ったのかもしれない。真偽は、聞けなかったので、次の機会に譲ります。
釜もあり、昔の面影を残していた。
麹室におじゃま
服を着替え、頭に被り物をし、手を石鹸でよく洗い、アルコール消毒をして、いよいよ土蔵造の室に入れていただきました。
新ウイルス蔓延の折だったので、麹菌を守るための大事な準備だと思った。
- 室の中には、布の上に蒸された米が、縦一間横二間ぐらいに、薄く広げられていた。
- 杜氏さんが麹菌を、米の上から振りかけた。
- 蔵人が、米をひっくり返し、もう一度麹菌を振りかけた。
- 麹菌が、米一粒一粒に行き渡るように、米の塊を崩しながら、数箇所にまとめた。
- 麹菌を付けた米を、寝かせるものに移していた。
体験させていただいたのは、3・4の作業を一緒にさせていただいた。
濁酒について
濁酒作りは、酒造りシーズンで一度だけだそうだ。需要は、飲み屋さんとお土産用らしい。
清酒造の搾りだけをしないで、濁酒をしているそうだ。
見学
最後に、醗酵させているタンクを見せてもらった。
最終発酵させているタンクは、酒の香りがなんともいえない良い香りがして、飲んでみたくなった。
おもい
現代の清酒づくりみて、日本酒の🍶需要は減り続けていて、最盛期の数分の一になっていると聞くと、消えていってしまう事業かと感じてしまう。
西欧のワインやビールの醸造が、あまり大きな事業としてではなく、各家庭での醸造が継続しているのを見ると、日本も江戸時代のように、各家庭での濁酒作りを小事業としたら良いのではないか。なんとか〇〇さんの濁酒を、醸していけたらと思う。
どなたか、濁酒づくりを、伝授していただけないでしょうか?