kiso-m-hakuba’s diary

初心者がブログに挑戦した記録です。お役に立てるものを目標にしてます。ぜひお立ち寄りください!

ブラック学校について

最近よく耳にするようになった、「ブラック学校」の名前をつけた人、ヒットだと思います。今までは、部活動の指導について取り上げられることはあっても、時間外の勤務がとやかく言われることは、ほとんどなかったと言って良いでしょう。ところが、働き方改革の流れの中で、教員の長時間にわたる勤務時間が問題になったり、医者の時間外勤務がとても多いことが明らかになってきた。

   部活動の指導時間だけでなく、教員の仕事なのかと思われる電話対応や、給食費の集金業務や、登下校時の指導などは、教員がしなくてよい仕事と捉え始めてきている。学校集金も現金を教員が集金していたのが、口座振替になったり、未納者の督促をしたりするのが、行政に変わってきたりしている。

    これらの変更は、学校管理者が進めてきたことではない。現場の教員が、負担軽減を測ろうと変更してきた。各学校で管理職が、教員の負担軽減を進めようとした事例は、聞いた試しがない。企業だったら、サービス残業や時間外労働を認めないことは、当たり前のこととして扱われてきた。そのための自殺事件が、労災認定されたとかされなかったとか、報道でも取り上げられることがある。しかし、教員の自殺や早期退職についてはあまり表に出てきていない。教員の心的不調による休職や退職は、他の職種に比べて多いと言われてきた。

    ここで訴えたいことは、ブラック企業の責任は、経営者や監督管理する上司の責任とされているが、ブラック学校では、学校長や行政の監督管理者が責任を、云々されたことがないのではないか。本来ならば、「ブラック学校」を運営する学校長が、責任を問われることだと思う。学校が横並びで他の学校と違うことをしないのであれば、子どもの保護者が責任を問うべきではないか?教員による部活指導のサービスを、当たり前とするのではなく、学ぶことができる環境を学校に作るよう、校長に働きかけるべきではないか?