漫画読みを楽しんだ(希望の椅子)
漫画を無料で読めるサイト(スキマ)を、利用させてもらっている。昔から、漫画本を十分に揃えた喫茶店で、のんびり食事の前後で、楽しい時間を持たせてもらった。図書館の蔵書購入を担当したときにも、来館者を増やすために、漫画本を意識的に増やしたりした。現在は、インターネット環境の中で、利用させてもらっている「希望の椅子」について、考えたことを記録してみた。
希望の椅子紹介
はしもとみつお(イラスト)
西ゆうじ(著)
内容紹介
人生における大きな選択の時“就職”を通して描かれる様々な人間模様出版社からのコメント
“就職とは、人生におけるもう一つの結婚である!”東都大学就職課に勤務する野々山希望が、人生の大きな選択の時期“就職”を迎えた学生を温かく見守る。『amazon サイトより』
希望の椅子 三巻 第四話 「歯車」
あらすじ
学生の父から再就職の相談を受け、個人としてお手伝いして、定年退職者の仕事探しをしていきます。
感想
大学生の就職担当している職員の話の中なのに、保護者の再就職に関わる話に、ちょっとびっくりしました。それは、自分が定年退職者で、再就職を体験したせいで、身につまされたからかもしれません。会社の歯車から、社会の歯車になろうとする主人公に、すごく納得しました。食べるだけなら、年金で慎ましやかに生活すればできないことはない。でも、自分だけの世界に逃げ込んでしまったら、何のために生きていくつもりなのかを、突きつけられてしまった。
死ぬまで、人の中で生きていこうと決心しました。たかが漫画、されど漫画と思わされました。
提案
この体験をしたので、「希望の椅子」を図書館や就職関係の事業所に、設置して欲しいです。学生向けの書籍や、再就職の書籍も、次から次に出版されていますが、「希望の椅子」を全巻揃えて、読めるようにして欲しい。
インターネット図書館ができないものだろうか?著作権の問題もあるのだろうが、図書館の蔵書として所有し、インターネットで閲覧できるようにしたら、とても便利な図書館になると思う。
amazonのサイトで価格を見たら、1円+送料となっていた。定価購入して、多くの方に読んでもらえたら嬉しいな!